第2回企業講話
「心のブレーキをふまない生き方」
きらり・コーポレーション株式会社 塚本薫 代表取締役社長、一般社団法人オルタナ代表理事
本日は、きらり・コーポレーション株式会社代表取締役社長、一般社団法人オルタナ代表理事など、数々の事業で活躍する塚本薫様より企業講話をお聞きしました。
「私は何者でしょう?」
の言葉で始まったお話。オルタナのメンバーさんは初めてお会いした方も多くいました。
代表を務める事業では、行政と協働して地域づくり・セミナーを開催。
また若者・子育て女性などの人材育成・職業訓練の仕事を通し、誰もが楽しく社会参画し幸せに働けることがミッションと言われます。
現在の明るい笑顔とエネルギッシュな仕事ぶり…
しかしこれまでの人生で、大きく三度の挫折があったと言われます。
一つ目、貧乏だった家庭の生い立ち。経済的な理由で希望する進学ができなかった。
二つ目、29歳バリバリに働いていた矢先の妊娠と結婚。その後夫の仕事が倒産し借金を負う。苦難の末、二人の子供を抱え離婚する。
三つ目、息子の病気と発達障害がわかった。
「この子をどうやって自立させたらよいのだろう…?」
そうした悩みと葛藤は、その後の人生をかけた仕事へ、その情熱へと変換されてゆきました。
オルタナのメンバーさん達へは、こう語りかけます。
「企業が採用したい人材は、成長欲がある・聞く力がある・素直な心で働く人」
「はたらくとは、”傍(はた)の人たちが楽になる”。つまり職場の人たちがあなたの働きで楽になること。そうであるなら、あなたは会社のニーズに合っています」
「他者と自分を比較しないで。そうするなら自分がダメージを受けます。良い会社は一人一人を必ず評価します。だから会社の益となることに注力しましょう」
さまざまなアドバイスを通し、いま自分の病気と向き合っている人、離婚や子育ての難局を生き抜こうとしている人、そして自分らしく働いていきたい人をエンパワーしてくださいました。
「人はあきらめず、ポジティブに考えて行動してゆくなら、必ず道は開けるものです」
何事もやってみないとわからない。一歩踏み出すことで、何かが変わってゆくということですね。
最後には
「無意識のマイナス思考で、心のブレーキを踏まない生き方をしましょう!」
と力強く語り、お話を締めくくってくださいました。
支援する者としては、メンバーさん一人一人の強みや良いところを最大限引き出していく取り組みをして行こう、と心新たにしました。
塚本様、ありがとうございました。
塚本 薫(つかもと・かおる)
一般社団法人オルタナ・代表理事
熊本市出身。 2009年10月にきらり. コーポレーションを設立し、2013年4月に株式会社エージェントこころを設立。 厚生労働省の委託事業、県南地区の就業支援、若者サポートステーション、就労移行支援事業所ココロの学校オルタナや放課後等デイサービス寺子屋一休などの福祉サービスの立ち上げなど精力的に活動の場を広げる。
ワークライフバランスの重要性と働き方の多様化のための課題解決NPO法人設立以降、現在、一般社団法人オルタナ代表をはじめ、株式会社きらり.コーポレーション・株式会社エージェントこころを運営。
★株式会社きらり・コーポレーション
★株式会社エージェントこころ
★若者サポートステーションやつしろ
★スマイルシェア
★一般社団法人オルタナ/就労移行支援事業所ココロの学校オルタナ・放課後等デイサービス寺子屋一休・放課後等デイサービス寺子屋一休アドバンス・放課後等デイサービス寺子屋一休高等部(準備中)
@kirari_co
@saposute_yatushiro
@smilesharework
@orutana_kumamoto
@yokaboss_club